ぶるぶるノート

ぼっちを隠すなら人ごみの中

童貞の例外に漏れずコミュ障なんだが。ネットでしか雄弁に語ることができないんだが。だがだがだが。

高校までは否応にも同じ教室内に人が詰めこまれるので少しはグループに混ざれる。ほんっとに少しだけど。ちょっと話を振ってくれる奴もいる。しかし大学に上がるとそうはいかない。決まった教室なんてないし、クラス分けもない。まず自分から行動を起こさねば人とほとんど関わらない。起こさねば当然ぼっちになる。というかなった。

しかし、しかしだ。ぼっちになったからといって便所飯をしようと思ったことはない。購買でパンを買い、食堂やら空き教室やらに単騎で乗りこめばいいのだ。パンを食べ終わったらマックスコーヒーでも飲みながら携帯でもいじっていればいい。テキストサイトでも漁っていればいい。そして時間になったら何食わぬ顔で次の講義へ向かう。それだけだ。

と思ってたんですけど、こんなことわざを発見してしまったんですよ。

雪隠で饅頭(せっちんでまんじゅう):空腹を満たすのに場所をかまわないことのたとえ。また、人に隠れてひっそりと自分だけいい思いをすることのたとえ。
雪隠:便所。かわや。

正に便所飯ではないか!

気になるのが「人に隠れてひっそりと自分だけいい思いをすることのたとえ」という部分。

昔の人の言うことは聞くものだからね……便所で飯を食う理由は十人十色なのかもしれない。世は広い。日本のどこかでぼっちと見せかけて本当に雪隠で饅頭状態のヤツもいるのかもしれない。