ぶるぶるノート

挟撃スケート

そろそろスケートの季節が近づいてきました。

スケートって2,3回くらいしかやったことありません。最後にスケートをしたのも10年以上前だったと思う。

一番印象に残っているのは初めてのスケート。まだ小学生だったか。そのときは地方テレビ局がスケート場に撮影に来てたんですよ。しかし俺はテレビ局が撮影に来てることにさえ気づかず夢中で滑っていた。後でその番組を見ましたけど、思いっきり同じスケートリンクを走っていましたね。それで気づかないとは我ながらどれほど夢中になっていたんだか。

リンクは何十周も走ったと思いますが、流石に連続でそれだけ走るのは骨が折れる。途中でちょっと休もうかなと思って、リンクの端っこにあるフェンスに掴まったんです。そしたら「キャー!」って感じの黄色い声が聞こえたんです。それも両脇から。

次の瞬間、俺は見知らぬお姉さん二人に挟みうちにされた。俺は何事かと大混乱。

お姉さん達は大学生くらいでしたかねー。もう記憶がおぼろげなんですが。

どうやらお姉さん二人は一緒に遊びに来ていたけど、それぞれ逆方向に走っていたようです。そうやって別々に走っていたお姉さんたちは向かいから来る互いの姿を見つけ、「キャー!」と声を上げて共鳴。フェンスに寄って合流しようとした。しかしそこへ俺が割り込んでフェンスに掴まってしまった。

図示するとこんな感じ↓ お使いのPC環境によってはズレるかもしれません。

●=俺
○=お姉さん
_=フェンス

___________

     ●チョトヤスムカ

○         ○

     ↓

___________
     ●フゥ…
 ○       ○
 キャー!      キャー!

     ↓

___________
  ○  ●  ○
  キャー!    キャー!

     ↓

___________
   ○ ● ○
   キャー!?  キャー!?

     ↓

___________
   !? ○●○ !?
     !?

俺は驚いてキョロキョロ。お姉さん達は苦笑い。そこはかとなく気まずい空気。俺はその場を緊急脱出して再びリンクを走り始めました。

スケートがどうこうよりもこの出来事が強く印象に残っちゃって仕方ない。

お姉さん達は今どうしてるかなぁ。もう三十路過ぎだろうなぁ。